焦ってる話【恋人の話】

よく、

「いろちゃんは焦りすぎだよ」 「焦ったって良いことないから」 「落ち着いて」

と言われる。

自分でも、なんでこんなに焦ってらのか分からない。

一緒に行きたいところが日に日に増える。

一緒にしたいことも増える。

一緒に住みたい。

その先も話も。

そりゃ彼氏さんは年上だし、私もそういうのが気になるお年頃ではある。

その焦りで、よく彼氏さんを困らせてる。

その話です。

私は、子どもが欲しくない。今のところ。

子どもは大好き。 じゃなかったら、児童心理や家族心理のゼミを選択して研究なんてしてない。

中学までの将来の夢にも、子どもは絡んでいた。 保育士、医者、放射線技師、研究者。

それでも、子どもが欲しい、と思ったことは無かった。

育てる自信は無い。

真っさらな赤子の人生の前半は私たちによって作られるのが怖い。

何より、 自分のような子になるのではないか、という不安が。

子育ては、自分がされたことを受け継ぎやすい。

今は親のことを、別に恨んだりとか、毒親だとか、そういうのは一切ない。 親として普通だろうな、と思うことばかり。 それは、大学生になって離れてから思うようになった。 特に親が悪かったとか、そういうのはないと思う。 なんなら離れてるからか、めちゃくちゃ心配してくるし、いろいろ送ってくれたり、感謝もしてる。

でも、自分が過去に、少しでも「死にたい」と思ったり、自分が嫌いな(だった?)ことを考えると、

それを子どもにも思わせるかもしれないと考えると、

子どもが欲しいとは思えなかった。

前に彼氏さんと、そういう話をしたことがある。

結婚だとか、子どもだとか。

「子どもは好きだよ」と言っていたし、

生理が遅れて、どうしよう…ってなった時、 彼の頭には「生む」という事もあった。

謝りながら、 「今は欲しいって思えない」 「彼氏さんとの子どもが欲しくないとかじゃなくて、ただ単純自分の子どもを持ちたいって思ってなくて…」 と言ったら 「ならいいんじゃない。いろさんが欲しいって思ったら、でいいよ」 と言ってくれた。

本当にそれでいいのかな、とも最近思う。

二人でのことだから、私が焦っていろいろ考えたところで何も進まない。

彼氏さんの人生の「こうしたい」を、私が奪ってるんじゃないかな、と思ったり。

まあ彼氏さんにそう言ったら、 「何言ってるの」 「そんなことないよ」 「二人のことなんだから、突っ走って考えるな」 とか言われそう。

という話でした。 何書いてるのか分からなくなっちゃった。 泣きながら長文なんて書くもんじゃないね。

焦らないで、ゆっくり。 という自分への戒めでした。